赤ちゃんの手の爪が伸びるスピードは早く、伸びてしまうと顔を引っ掻いて傷つけてしまいやすいので、頻繁な爪の手入れが必要です。一方で、手を開いた状態を保ったり爪を切るために指を固定したりするのを嫌がる赤ちゃんも多く、「爪を切るのは一苦労」というママも多いのではないでしょうか。でも、次のようなタイミングを狙うと、安全に爪を切ってあげやすいですよ。
■眠っているとき
赤ちゃんがぐっすりと眠るまで爪を切るのを待つことができる場合は、赤ちゃんが突然手を動かしたり爪切りを嫌がって泣き出したりしにくいお昼寝中がオススメです。もちろん、途中で起きることもありますから、安全性を過信せず、急に動いた場合に赤ちゃんを傷つけることがないよう、慎重に行いましょう。
■哺乳中
寝ているときと同じく、注意がおっぱいや哺乳瓶に向いている間も、手の力が抜けやすく、爪を切りやすいタイミングといえるでしょう。赤ちゃんが哺乳瓶を握ろうとしたり、一生懸命飲んでいるため手に力が入りギュッと握っていたりすることもあるため、そっと手を開いて爪を切れる状態かどうか確認しましょう。赤ちゃんに危険が及ばないよう、2人で行うのもオススメです。
■赤ちゃんを抱っこしながら
抱っこ紐の中で赤ちゃんが落ち着いているときも、見逃せないタイミングです。赤ちゃんがお母さんに密着しているため、体と手を同時に固定しやすく、安定感があります。
どの方法でも、赤ちゃんがいきなり手を大きく動かすことがありますから、ゆっくりていねいに行いましょう。少しでも赤ちゃんの手が動いたらハサミや爪切りを動かす手を止め、安全を確認してくださいね。
(Nao Kiyota)