2020年をもって活動休止する人気グループ・嵐。発表のコメントでは「最後の日まで5人で走り抜いていきたい」としていたが、その宣言通り、当初の予定では4月に中国・北京での公演、5月に国立競技場でのライブ、東京五輪ではNHKでスペシャルナビゲーターを務めることになっていた。ところが、新型コロナウイルスの影響で、すべてが水泡に帰してしまった。東京五輪は来年開催の可能性を残していても、嵐の活動休止は延期にはならないのだ。
そんな嵐が出演するテレビプログラムで、いちばんの目玉になるのではと言われているのが、大晦日放送の「紅白歌合戦」(NHK)だ。9月1日発売の「女性自身」は、NHKが嵐のメンバー5人そろっての司会を熱望していると報じた。
それによると「紅白」では、異例の「嵐シフト」を組むそうで、持ち時間は歴代最長の15~20分を予定しているという。大トリはもちろん嵐で、1人ずつ思いを語る演出も準備しているのだそうだ。
ただ、ここにきてファンの期待は、3年後の2023年に向かっている。
「この年は嵐のデビュー25周年にあたります。嵐としては今年、ファンへ直接の挨拶ができなくなってしまいました。そのケジメとして、ファンへの感謝を直接伝えるために、25周年で再結成して、コンサートを開催してくれるのではないかと期待しているんです」(ファンクラブ会員)
また、嵐にとっても心残りがあるようだ。
「休止前のイベントがすべて中止ですからね。メンバーにとっても完全燃焼とはいえず、楽しみにしていたファンに申し訳ないという気持ちも強いそうです」(芸能ジャーナリスト)
ファンの淡い期待が、嵐に届くといいのだが。