またも芸能界に激震が走った。俳優の伊勢谷友介容疑者が9月8日、法律違反の植物系薬物所持の容疑で警視庁に逮捕されたのだ。
同日、東京・目黒区内にある自宅に家宅捜索が入り、リビングにある机の引き出しからビニール袋4袋に小分けされた計20.3gの違法植物が押収された。これは、約40回分に相当する量だ。また、吸引のための巻紙も約500枚あったという。
伊勢谷容疑者は、9月5日に最終回を迎えた「未満警察 ミッドナイトランナー」(日本テレビ系)で、皮肉にも警察学校の教官役を演じていた。同局は、見逃し配信サービスを停止すると決定した。
また、伊勢谷容疑者は吉永小百合主演の2021年公開の映画「いのちの停車場」に、主要キャストの1人として出演。こちらは、9月6日に伊勢谷のシーンの撮影を終えたばかり。配給する東映は、今後の対応は協議中だという。
違法薬物に詳しいジャーナリストは「19年にピエール瀧や沢尻エリカが逮捕されたときから、伊勢谷の名が挙がっていた」と話す。
「著名人への容疑、捜索は、慎重に行われます。警視庁としては、伊勢谷の映画撮影終了を待って、確実に部屋にブツがある日を狙って家宅捜索に入ったのでしょう。相当に確実な情報を握っていたとみられます」
今回の逮捕にネット上では「俳優としてとても魅力的だったから残念」との声もあったが「驚かなかった」という意見が多数見られた。
伊勢谷は、映画「あしたのジョー」の力石徹役、「翔んで埼玉」の阿久津翔役など、強烈な演技を見せる俳優だっただけに、残念でならない。