あなたは「この人と一緒にいるとなんだか調子が狂う……」などと思うことはありませんか? たとえそう思ったとしても、自分から縁を切るなんてなかなかできないですよね。でも、付き合えば付き合うほど自分が不幸になっていくだけの相手って、実際にはいるようです。有識者の意見をもとに、「縁を切ってもいいのでは?」というタイプを紹介していきましょう。
■ネガティブな人
100億社長こと佐々木雄亮さんは、自身のYouTubeチャンネルで公開している『関わってはダメ!縁を切るべき人3選』で、「ネガティブな人」とは縁を切るべきだといっています。自分が「1年後、3年後こうなりたい」と願望を語ったときに、「いや、それは無理だろ」と言ってくるような人は、“周りの可能性をつぶす”からのようです。
佐々木さんは高校卒業後すぐにビジネスの世界に飛び込み、現在は若干25歳という年齢ながら、今期年商60億を売り上げました。そして次期は年商100億を目指すという大胆な人物。それだけの大きな目標を掲げる彼自身、ネガティブはひとかけらも入っていないのが分かります。大きな目標を達成したいなら、ネガティブな人は排除すべきなのかもしれませんね。
■手柄を横取りする人
同じく佐々木さんが縁を切るべきだというのが「手柄を横取りする人」。佐々木さん自身、サラリーマン時代に先輩から手柄を横取りされた経験があったそう。しかし、そういう人は必ず後々何かをやらかすものですし、さらにその失敗を他人になすりつけることも。その可能性を考えれば、そういう人たちとは関わらないほうがよいのかもしれません。
■ウソをつく人
弁護士である高井伸夫さんの著書「一流の人は小さな『ご縁』を大切にしている」(かんき出版刊)には、縁あって交流している人に裏切られた場合、それでも信じて縁をつなぎ続けることはないと書かれています。裏切りが二度三度と重なればなおさらのこと、縁を切ったほうがいいのだとか。人が信頼を失う三大要因は、「ウソをつく」「時間を守らない」「言行不一致」なんだそうで、これが守れない人はサッサと関係を見切ってOKというわけです。
■下のレベルに引きずり下ろそうとする人
人に利用されることって、生きていれば数回は起きるでしょう。しかし、「それは自分にとって損ではなく、逆に満足すべきだ」と、ビジネスコンサルタント山崎武也さんは、著書「一流の条件・完結編 仕事と人生の奥義を求める43章: 損得を生み出す取引市場のカラクリとは?」(PHP研究所刊)で述べています。とはいえ、自分の足が引っ張られている場合は別。下のレベルに引きずり下ろされそうなときはきっぱりと縁を切るべきで、上昇気流に乗った人との付き合いを心がけるべきなんだとか。
これらのような、縁を切るべきか迷っている相手がいるなら、自分が損する前にきっぱり切ってしまうのも人生のひとつの選択肢かもしれませんね。