歌手の華原朋美が所属事務所・プロダクション尾木との専属契約を8月末で解除していたことが9月14日、判明した。同事務所は「此の度1999年~2007年、2012年~2020年と足掛け20年、弊社所属でありました『華原朋美』との契約を、本人からの申し入れもあり、8月31日をもって双方合意の上、解約致しましたことをご報告致します」と発表している。
20年間、苦楽を共にした事務所を離れ、フリーとして活動することになった華原。いったい何があったのか。
スポーツ紙などの報道によると、以前から問題視されていた睡眠薬などの薬物過剰摂取が改善されず、今年に入ってからも交通事故を引き起こしていたとのこと。契約解除は事実上の解雇だったようだ。
「華原さんといえば11日発売の『FRIDAY』で、昨年生まれた長男に対するベビーシッターの“虐待疑惑”を巡り、シッターを紹介したバイオリニストの高嶋ちさ子さんとのトラブルが報じられていました。この記事は華原さんの知人からのリークとされていましたが、実は華原さんの持ち込みだったと『女性自身』が15日の配信記事で伝えています」(芸能ライター)
記事によると、ベビーシッターの息子に対する行為を知った華原はパニックになり、警察にも駆け込んだとのことですが、ビデオを見た警察は虐待とは言えないとの判断だったとか。それでも納得できない華原が、「FRIDAY」に話したという流れのようだ。
華原は高校卒業後の93年から芸能界での仕事を開始。94年からは遠峯ありさの名でグラビアアイドルとして活動開始。音楽プロデューサーの小室哲哉に見初められ、95年に華原朋美として歌手デビュー。一世を風靡したが、99年に小室と破局すると、この頃から奇行が目立ちはじめ、薬物依存による入院が報じられることもあった。
華原は7日、ツイッターを開設し「フリーになりました。これからも子育てと両立しながら歌のお仕事やバラエティ番組への出演も頑張りたいです!」と前向きな気持ちを綴っているが…。
「精神的不安定さやトラブル続きといったイメージが依然として残っていますからね。守ってくれる事務所もなくなった今、新たに仕事を開拓するのは並大抵ではないでしょう」(前出・芸能ライター)
まだ1歳の長男を守るためにも、華原にはもうひと花もふた花も咲かせてもらいたいが、果たして…?
(石見剣)