俳優の柳楽優弥が9月16日放送の「TOKIOカケル」(フジテレビ系)に出演。現在の事務所に所属する以前にはジャニーズ事務所へ入所する可能性があったことを明かしている。
圧倒的な演技力を誇る役者として活動する柳楽は、芸能界へ入るまでの経緯を聞かれると、「最初、ジャニーズJr.のオーディションを受けさせてもらって、書類審査まで通ったんです」と告白。しかし、ジャニーズから審査の合格が届いたのが1年後だった為、「その時には今のスターダストプロモーションという事務所に入って仕事が始まっていたので」と通知のタイミングが遅く、すでに所属した身になっていたと振り返り、「『わぁ~そっかぁ』と思って。僕の中では誇らしい」と話していた。
また、当時好きだったジャニーズのアイドルに長瀬智也の名前を挙げ、「ドラマが好きで結構見てました」と長瀬本人に想いを伝えている。
「日本人離れした彫りの深いルックスの柳楽には女性ファンも多く、ジャニーズの書類審査を突破したのも納得ですが、何といっても柳楽の最大の武器は唯一無二の演技力。デビュー作である映画『誰も知らない』では母親からネグレクトの被害に遭う長男の役を演じ、カンヌ国際映画祭で男優賞を獲得する偉業を達成しました。同アワードの史上最年少記録を更新しただけでなく、日本人として初の受賞にもなり、これ以上望めないほど理想的な形で役者のキャリアをスタートさせています。もしもジャニーズ事務所に入って、歌にダンスに明け暮れる日々を過ごしていれば、現在の柳楽のスタイルは確立されていなかった可能性もあり、ネットからも『結果、ジャニーズ行かないで良かった!』『俳優の道を進んでくれてよかったです』との指摘が集まりました」(芸能記者)
“ジャニーズ屈指の演技派アイドル”というポジションを陣取っていた可能性もあるが、やはり柳楽には芝居一筋な生粋の俳優であり続けてほしいと願う人が多いようだ。
(木村慎吾)