便秘解消のために毎日ヨーグルトを食べているという人は多いでしょうが、ダイエットのためには、ヨーグルトは“温めて食べる”のがいいらしい。
というのも、冷たいヨーグルトはお腹を冷やすため、血流が悪くなり、脂肪が溜まりやすくなってしまうという。さらに、腸が冷えることによって乳酸菌の活動が停滞してしまうこともあるんだとか。
その点、温かいヨーグルトなら胃腸に優しく、血流も悪くなることはない。また、温めることでカルシウムの吸収率が上がり、いいことずくめなのだ。
とは言え、乳酸菌は63℃以上で死んでしまうため、レンジで軽く温めるだけにしておくのがポイント。目安としては100gあたり500Wで40秒程度だ。
これを夜に食べると、睡眠中にヨーグルトのカルシウムが脂肪と結びつき、体外へと排出してくれるという。また、腸内環境が乳酸菌によって整うことで、リラックスホルモンである「セロトニン」が分泌され、睡眠の質も良くなる。
チンしたヨーグルトはそのまま食べてもいいが、抗酸化作用のあるポリフェノールが豊富な「ココアパウダー」と混ぜれば美肌効果も得られる。また、代謝をより高める「すりおろしショウガ」を混ぜるのも良さそうだ。
他にも脂肪燃焼に働くサポニンや、美白効果のあるイソフラボンがたっぷり含まれた「きなこ」を混ぜるのもいいかもしれない。
ヨーグルトの分離を抑えるには、水を少量加えて混ぜてからチンすればOKだそう。
自分好みに食べ方を工夫しながら、ぜひホットヨーグルトダイエットでこの夏、スリムなカラダを手に入れよう!