お笑いコンビ・おぎやはぎが9月25日放送のラジオ番組「おぎやはぎのメガネびいき」(TBSラジオ)に出演し、週刊文春が19日に発表した「好きな芸人ランキング2020」の結果に不満を述べている。
矢作兼は44位という結果になったことについて、「いいとこかな?」と相方の小木博明に振ると、小木は「44位、いいとこよ。『ハライチ』が52位だからね」とおぎやはぎよりも下の順位に位置する人気コンビを挙げて上機嫌に。
しかし、今年6月に“多目的トイレ不貞”がスクープされた渡部建擁するアンジャッシュが42位にランクインしていることを発見。小木はこれについて「待て待て待て!おぎやはぎの上にアンジャッシュがいるよ? 42位に」と驚くと、ランキングの集計時期に着目し、投票が8月1日から25日までの間に実施されたものであることが分かった。
「あの事件の後だよね? 事件というか…」と小木。続けて、矢作も「それなのにアンジャッシュに負けてる」と終始、ランキング結果に納得がいっていない様子だった。
「渡部のスキャンダルは日本中の女性をほぼ敵に回したといっても過言でもない内容でしたから、この42位という結果は殆どが相方の児嶋一哉の好感度のみで稼いだ可能性もあります。ちなみに文春に掲載されたアンジャッシュへの“世間の声”には『児嶋さんの人柄の良さ』はもちろん、『今でもアンジャッシュのネタが一番好きです』『すれ違いコントが本当に面白くて』などとネタを評価するものが多かった。一方のおぎやはぎはネタに対する印象よりも、情報番組における過激な毒舌キャラがウケており、人を選んでしまう芸風であることは否めません。ネットでも、不貞スキャンダル発覚後に孤軍奮闘する〈児嶋の好感度-渡部の好感度〉がおぎやはぎの好感度よりも勝っていたという計算式を唱える声が出ており、渡部に大きく足を引っ張られながらもなんとか児嶋の人気で持ち堪えている状況なのかもしれません」(テレビ誌ライター)
とはいえ、やはり児嶋単独では長期戦になった場合の力不足感は拭えず、渡部が8年間にわたってパーソナリティを務めたJ-WAVEラジオ「GOLD RUSH」が25日をもって放送を終了。渡部が謹慎に入ってからは児嶋がピンチヒッターとして繋いできたが、残念ながら存続させることはできなかった。
渡部と児嶋が揃ってこそのアンジャッシュ。果たして2人の揃い踏みが再び実現するのはいつの日になるのだろうか?
(木村慎吾)