元TOKIOの山口達也容疑者が9月22日、酒気帯び運転で逮捕された事件を受け、TOKIOメンバーの松岡昌宏が“荒れに荒れている”と、29日配信の「デイリー新潮」が伝えた。
記事によると松岡は、自身の行きつけの店で朝まで酒を飲み、荒れていたというのだ。関係者によると、松岡が荒れた理由は「山口容疑者が単にまた酒で問題を起こしたことに怒ったからではなく、山口逮捕のおかげで“TOKIO再結成”の計画がおじゃんになってしまった」からだという。再結成計画のため奔走していた松岡と国分太一の努力が水の泡になってしまったというのだ。
2018年に山口容疑者が泥酔して女子高生に不適切行為をはたらき、TOKIOを脱退しジャニーズ事務所の契約を解除。以来、TOKIOは音楽活動を休止して、メンバーの長瀬智也は来年3月いっぱいで事務所を退所する。残る城島茂、松岡、国分の3名はジャニーズ内に「株式会社TOKIO」を立ち上げ、来年4月から本格始動するとのことだったが、この新会社はそもそも“ある計画”のために設立されたのだという。
「その計画とは、株式会社TOKIOに折を見て山口容疑者を復帰させ、その後に長瀬も合流し、バンドとしてのTOKIOが再結集するというもの。一説には来年5月にも山口が株式会社TOKIOに参加するのではないかとも予想されていました。というのも、山口がグループを脱退したのが2018年の5月。来年5月には事件から丸3年経過することから、ひとつの区切りとなると考えられていたのです。しかし、今回の酒気帯び逮捕でこの計画は完全に暗礁に乗り上げてしまいました」(芸能記者)
何のために「株式会社TOKIO」を作るのか? 松岡が荒れるのも無理からぬことなのかもしれない。
「松岡は山口容疑者を『兄ぃ』と呼び慕っていましたからね。最初の逮捕時に会見で涙を流し、今回再び裏切られた松岡の心中は察するに余りあります」(前出・芸能記者)
メンバーが心を寄せ合い、この難局を乗り越えてくれることを祈るばかりだ。
(石見剣)