「去年9月から再開した」と禁止薬物使用を供述した俳優の伊勢谷友介被告の保釈を東京地裁が認めた。保証金は500万円。伊勢谷は納付後に保釈されるが、そこで話題になったのが本人の直筆謝罪文。30日放送のワイドショー「バイキングMORE」(フジテレビ系)でこの謝罪文が紹介されると、コメンテーターや視聴者からツッコミが入った。
「沢尻エリカさんと同じパターンですね。達筆と言いづらいですが読みやすく、いかに自分が甘く、周囲に迷惑をかけたかを自省し、この先の復帰を目指して努力することが真摯に綴られています。その一方で、文中で『身体拘束を受けるなかで』と書かれたことが話題になりましたね。この見慣れない表現に、本人は反省以上に被害者意識が強いのではないかと違和感を覚える人もいたようです。最終的に番組内では、逮捕されて自由がきかない状態でという意味ではないかとまとめていましたが、伊勢谷被告が大麻の入手ルートを頑なに黙秘してることには、コメンテーターたちの辛らつな声が飛び交いました」(週刊誌ライター)
入手ルートを黙秘する理由として「報復を恐れるパターンがある」などと番組内で解説される中で、もう1つの理由として、これ以上ない辛らつな一言を見舞ったのがおぎやはぎの小木博明。
「他のコメンテーターが謝罪文をおおむね評価する中、小木だけはズバリ『また(大麻を)やる気なんでしょ!』と、入手ルートを黙秘していることに疑問を挟んだのです。スタジオ内はヤバい笑いに包まれましたが、誰一人、小木さんの言葉を否定しなかったことに、他コメンテーターの本音が透けて見えた気がします。SNSでも『海外じゃ合法だから悪いと思ってないのでは』『ルートを断たない時点で反省も何もない』などと辛辣なコメントが書き込まれています」(前出・週刊誌ライター)
番組は伊勢谷被告の過去のインタビューなども取り上げて進行するも、小木は先の発言後にコメントを振られなくなったことを指摘。すると伊藤利尋アナウンサーは「(小木のコメントは)言い過ぎだと思った」とチクリ。テレビ的には“一線超え”の発言だったようだが、視聴者の中には小木の見解に共感する人も多かったようだ。
(塚田ちひろ)