ステーキ屋さんなどでお肉の焼き方を聞かれ、なんとなくの雰囲気で頼んでしまっている人もいると思いますが、実はお肉の焼き方加減にはレア・ミディアム・ウェルダンだけではなく、まだまだたくさんの種類があります。
完全に生の状態が「ロー」。表面を数秒焼いた程度が「ブルーロー」。表面を数十秒焼いたレアの手前が「ブルーレア」。表面だけを焼いたのが「レア」です。
中心がほんのり温かいけどほぼ生の状態が「ミディアムレア」。さらに、中まで火は一応通っているものの、肉汁は生に近いのが「ミディアム」です。
中心部以外は火を通したものが「ミディアムウェル」。中まで色が変わるくらい焼けたのが「ウェル」。肉汁が出ないほど完全に焼き上げたものが「ベリー・ウェルダン」です。
レアより焼かない焼き方があるとは驚きですね。ただし、お肉の生食は食中毒の危険もありますから、焼き方には注意が必要です。食中毒の原因菌が死滅するのは60℃前後。レアの中心部は余熱で55℃~60℃前後、ミディアムレアは約65℃前後なので、自分で焼くときは、ミディアムレア以上の焼き方がオススメです。
ぜひ、ステーキ屋さんに行ったときの参考にしてくださいね。