お笑いコンビ・スリムクラブの内間政成が10月17日放送の「特盛!よしもと 今田・八光のおしゃべりジャングル」(読売テレビ)に出演し、住宅ローンに追われる現状について苦しい胸中を吐露した。
内間は最近、一部メディアからの取材で2013年に購入した“6000万円の35年ローン”に苦しめられていると打ち明け、月々の20万円の返済もままならない状況だという。番組で現在の心情を聞かれると、内間は「死にたいですね」と漏らし、「コロナの影響で仕事が…。劇場もないですし、あと新規のイベントがないんですよ」とコロナ禍もあって仕事が激減していることを嘆いた。
9月の給料については「リアルに言っていいですか? 8万円です」と告白。すでに妻はパートを開始したことを明かすも、内間はお笑い芸人以外の仕事はしていないという。その代わりに「メルカリを始めました」とし、早速ダウンジャケットを1万2000円で売ることに成功したと話している。
内間はローンの返済を“ギリギリ続けられている状況”だと語り、「ただ、この状態が続くと、来年初夏には死ぬかもしれないです」と自虐。番組MCの今田耕司は「吉本さん、えらいことです。初夏までにスリムクラブに仕事を!」と所属事務所の吉本興業へ訴えていた。
「内間と同様、収入減に陥ったフルーツポンチ・亘健太郎は肉体労働のアルバイトを始め、スリムクラブと共に闇営業で謹慎した2700のツネも最近は揚げ物の移動販売をスタートさせるなど、コロナ禍に喘ぐ多くの芸人がバイトや新事業で日々、汗を流しています。一方、内間はバイトを始めることもせず、業務用のウイスキーを『少しずつ飲んでます。1日1ミリリットル』という生活で、新たに始めたことと言えばメルカリのみ。これには世間からも『ローンで苦しいならなぜ働かない? バイトでも何でもするべきでは?』『多くの人がこの厳しい時代を乗り切る為に必死で働いてます』『なぜメルカリ?』『お前もバイトしろよ』との声が殺到してしまいました」(エンタメ誌ライター)
昨今では雨上がり決死隊の宮迫博之のように、テレビの世界からのオファーが無くとも、YouTubeで成り上がることで大金を掴んでいるケースもある。家族の安寧を維持するために、内間は今後何らかのアクションを起こすのだろうか。
(木村慎吾)