新型コロナウイルスの感染が拡大するに伴い連日TV出演し、ウイルスの危険性やPCR検査の重要性を説いていた、白鴎大学・岡田晴恵教授。日本人の“コロナ感”に最も影響を与えた人物と言って過言ではない彼女だが、ここのところその姿をTVで見かける機会はとんと減ってしまった。
「新型コロナウイルスの話題がTVに取り上げられるようになった今年1月以降、岡田さんの出演回数は右肩上がりに増え、今年上半期、その姿をTVで見ない日はありませんでした。『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)などの情報番組を毎日のようにハシゴし、今年上半期のTV番組出演回数は276回と、お笑いコンビ・ハリセンボンの近藤春菜と並んで女性1位でした」(テレビ誌ライター)
岡田教授は今年7月1日付けで大手芸能プロダクションであるワタナベエンターテインメントに所属。今後さらにTV番組への出演回数を増やしていくのではと見られていたのだが、なぜ彼女の露出は減ってしまったのか。
「最大の原因はコロナウイルスの感染拡大が止まっていることですね。新規感染者数は相変わらず1日3桁で推移していますが、感染爆発の兆候は見えませんし、重症者の数も増えていません。国民の新型コロナウイルスそのものへの関心は落ち着いているので、公衆衛生学専門の岡田教授の出演が減るのは自然な流れです」(前出・テレビ誌ライター)
コロナに関する国民の関心は、Go Toキャンペーンなど経済をどう立て直すかに移っている。一方、安倍晋三前首相退陣、菅義偉首相誕生や米大統領選など、コロナ以外に取り上げる話題が増えていることも一因か。
「岡田教授の出演機会が減り、一時期は“岡田晴恵ロス”なんて言葉がネット上に飛び交っていましたが、それも今は昔といったところですね」(ネット系ライター)
では、岡田教授は今、どうしているのか? 10月20日発売の「FLASH」が、自宅の庭木をスマホで撮影する岡田教授の姿を捉えている。記事によると、岡田教授は現在家にいることが多く、近隣の住民の話によると、「共同菜園で畑仕事もしている」ということだ。 写真に写った岡田教授は、柄物のガーリーな趣のセットアップに身を包み、にこやかな表情で花をスマホ写真に収めようとしている。
「あと2週間したら医療現場も大混乱になる可能性もありますよ!」と、数ヶ月前には鬼気迫る表情で論じていたとは思えぬ穏やかな表情で、“お家時間”を満喫していらっしゃるようだ。
(石見剣)