40代になったら、なんとなく肌が乾燥ぎみになり、肌の具合が変化してきた、という人もいるのでは? その原因の一つに、女性ホルモン・エストロゲンの減少があるといわれています。
皮膚科医の吉木伸子さんの著書「いちばん正しいスキンケアの教科書 吉木メソッドで美肌になる!」(西東社刊)によれば、エストロゲンは肌のコラーゲンや水分量を増やす働きがあるのだとか。40代以降は急降下し、45歳になるとかなり低下して更年期症状が現れるといわれているそうです。
では40代以降の女性は、どのように美容に取り組めばよいのでしょうか。資生堂『watashi+』では、ハリ悩みなどに対応したスキンケアラインで対策するという方法が挙げられています。また、フェイスマッサージをプラスし、スキンケアをしながらゆっくりと自分をいたわる時間を過ごすのも大切なんだそうですよ。
前田京子さんの著書「シンプルスキンケア」(飛鳥新社刊)では、更年期時期にはローズの精油が大きな助けになると書かれています。その理由は、ホルモンの分泌を促してくれるから。純粋なローズ精油で、手作り化粧水をつくるというのも一つの方法なんだとか。
いずれにしても40代のスキンケアは、それ以前とは分けて考える必要があるようです。うまいやり方を模索したいですね。