秋といえば“食欲の秋”ですね。美味しいものがたくさんあってつい食べ過ぎてしまいますが、ここはあえて「低GI」なものを選んで、コロナ太りを避けるのもいいのでは?
GIとは、Glycemic Index(グリセミック・インデックス)の略で、食後血糖値の上昇度を示す指標のこと。そのGI値が低いのが「低GI食品」です。実は、11月1日は記念日協会によって「低GIの日」として認定されていて、この日から7日までを「低GI週間」としています。この記念日を制定したのは、GI値の研究を行う日本Glycemic Index研究会。なぜ11月が低GIと関係しているのでしょうか?
主食であり糖質を多く含むお米が収穫される秋は、つい食べ過ぎてしまいがち。そんな時期に「低GI」の食品を多く取ることで、血糖値をコントロールした食生活を心がけ、健康的で楽しい食卓にして欲しいとの願いが込められているのだとか。
また、数字にも意味があるようです。月の11は「体に“いい”」、日付の1は「Index(指標)の1」と見立てているそうですよ。
日本Glycemic Index研究会によると、GI値が55以下の低GI食品としては、茹でたニンジンや野菜スープ、豆乳、牛乳、ヨーグルト、大麦や穀物パン、スパゲッティ、大豆、インゲン豆、ヒヨコ豆、レンズ豆、りんご、オレンジ、バナナなどがあるそう。秋はこれらの食材をうまく選んで、低GIな食生活にチャレンジしてみるのもよさそうです。