まるか食品が10月27日、人気商品「ペヤングソースやきそば」の“超特盛版”にあたる「ペヤング超超超超超大盛りやきそばペタマックス」の販売を発表した。
通常の「ペヤングソースやきそば」のおよそ7.3倍ものボリュームを誇るペタマックス。ペヤングPRの公式ツイッターアカウントでも「ペヤング史上最大級の商品」「絶対に1人で食べないでください」との触れ込みが綴られ、完食すれば4184キロカロリーに達するという。
一般的な成人男性が必要とする1日の総摂取カロリーが約2000キロカロリー前後とされており、ペタマックスを一つ食べれば、実に2日分の必要摂取カロリーを賄えることになる。
ただ、完成までの行程と労力も“史上最大級”だ。調理時間は3分と変わらないが、必要なお湯の量は2.2リットルにも上り、湯切りの作業も含めれば、作り手のとっては多少のカロリー消費にもつながるかもしれない。
「今回の新商品の登場がSNSで発表されると、あまりに目を引く巨大サイズのペヤングに多くのユーザーも反応。まず、2.2リットルものお湯を沸かさなければならないこと自体が至難の業だとして、『コンビニでお湯沸かしたらヒンシュクものですね』『そんなデカいヤカンがない』『完成するまでに4000キロカロリー消費できる』とのツッコミが殺到。一般的な家庭用の電気ケトルも一度に沸かせる量は1リットル前後です。それを2回やらなければならないのですが、一度ペヤングにお湯をかけてしまうと3分で完成してしまいますから、2度目の熱湯が出来上がるまでの間、1度目の熱湯の対応に困ってしまいますね。デカい鍋で一気に2リットルの湯を沸かす方が簡単かもしれません。いずれにしても、かなり根気の求められる作業になります。また、2リットルのお湯と具材が入ったパッケージを抱えながらの湯切りになりますから、その際は火傷に注意した方がいいでしょうね」(テレビ誌ライター)
“絶対に一人で食べられない”ことはもちろんだが、同時に“絶対に一人では作れない”商品なのかもしれない…?
(木村慎吾)