高視聴率を維持しているNHK朝ドラ「とと姉ちゃん」。4月25日から始まった第4週は、実家を出た常子たち一家が身を寄せることになった仕出し弁当の店、森田屋を舞台に展開中だ。
この森田屋で、大将役のピエール瀧、その妻役の平岩紙、娘役の川栄李奈、板前役の浜野謙太など新たなキャストが登場。なかでも話題を集めているのがピエール瀧だ。
「大声でがなり立てながら弁当を作る、下町の職人気質の料理人の役です。ピエールは13年度前期に人気を博したNHK朝ドラ『あまちゃん』でも寿司屋の大将・梅頭役で登場しており、視聴者からは『無頼鮨の大将だ!』『思わず、梅頭さん!って叫んでしまった』などのコメントが寄せられています。梅頭は寡黙な人物で、森田屋の大将とは性格が違いますが、板前姿で現れると想起してしまうのでしょう」(芸能ライター)
ピエールは11年度前期の「おひさま」にも出演しており、NHK朝ドラではお馴染みの俳優だ。
「それだけではありません。10年の大河ドラマ『龍馬伝』、14年の大河ドラマ『軍師官兵衛』にも出演しており、『軍師官兵衛』ではピエール演じる蜂須賀小六の娘役が『とと姉ちゃん』で主役を演じる高畑充希でした。ほかにも昨年4月から放送されたドラマ『64(ロクヨン)』では主人公に抜擢されるなど、近年の出演ぶりを見ると、NHKお気に入りの俳優と言えるでしょう」(週刊誌記者)
現在のところ「とと姉ちゃん」でのピエールは、声が大きくて口が悪く、ケンカっぱやいところがクローズアップされている。今後、どんな人間像を表現していくのかに注目だ。