昨年の夏、俳優・大東駿介とのデート姿が、写真誌に報道された水川あさみ。この交際を巡って、水川は長年二人三脚でやってきた事務所社長と決別、独立したという。
「マスコミ各社にFAXで『これまで以上に思いの純度を上げ、女優としての新しい自分に出会うために誠心努力していきたいと思っております』と独立を報告する文書が送られてきました。これにより4月1日に水川が今まで所属していた事務所を退社したことが明らかになりました」(女性誌デスク)
水川には、デビューした時からずっと苦楽を共にしてきた事務所の女性社長がいた。しかし、“結婚”についての考えや、仕事への方向性を巡って、意見が分かれてしまったようだ。
「事務所にしてみれば、水川にはまだまだ女優として頑張ってもらいたい。しかし、今年で33歳になる水川は、結婚して子供を産むなら今と考えていたようです。その食い違いが亀裂を生んだようです」(スポーツ紙記者)
では、水川と女性社長との間で食い違った“仕事への方向性”とは、一体なんなのか。詳細を知る関係者が語る。
「5年前に放送されたNHK大河『江~姫たちの戦国~』で共演した宮沢りえに、『女優として演技を学ぶには、舞台がいい』とアドバイスされたそうです。水川は大先輩である宮沢をとても慕っていて、彼女の言うように舞台での仕事を強く希望したようですが、事務所としては舞台ではなくあくまでドラマにこだわり、意見の対立が起きたようです」(テレビ関係者)
実際、水川と宮沢はプライベートでも仲が良く、すっぴんで付き合う関係だという。“結婚”と“仕事”、この大きな問題により、水川は袂を分かつ決心をしたのだ。
「水川が元々所属していた事務所は、彼女以外はビッグネームがいない小さな事務所。10年以上も世話になった事務所を去ることが、彼女にとって果たしていいことなのか‥‥。それと、水川の演技力はとても主役クラスではありません。舞台で演技を磨くのもいいけど、気が付いたらドラマに居場所がない、なんてことにならなければいいのですが‥‥」(前出・テレビ関係者)
二兎を追うものは一兎も得ず!? 周囲の心配は尽きない。