ロックバンド「B’z」のボーカルとして絶大な人気を誇る稲葉浩志。女性はもちろん男性からも幅広く支持されているが、そんな彼の“スーパースターっぷり”を改めて証明するような事件が起きている。
稲葉が出身地である岡山県津山市の「市勢要覧」に故郷の思い出を寄稿したところ“重版出来”となり、なんと2万7000部も発行される大ヒットを記録しているのだ。
稲葉の原稿は「Made in Tsuyama」の題で津山市での青春時代を振り返りながら、自身の音楽の原点を書き綴ったもの。ファンならぜひとも手に入れたい一冊だろう。
「とはいえ、2万7000部はすごいとしかいいようがありません。市の成り立ちや現在の情勢をまとめた市勢要覧は、よほどの大都市でもない限り発行されるのは数千部程度ですからね。無料配布ならまだしも、一冊300円ですから異常事態といっていいぐらいです。市の担当者によると注文のほとんどが県外からのものだとか」(週刊誌記者)
さらに、稲葉の力で日本一の売り上げを達成した意外なものもあるという。
「それは化粧品です。稲葉の実家は資生堂の化粧品店を営んでいるのですが、東京のデパートなどの大販売店を差し置いて日本一の売り上げを記録したことがあります。確か1990年代のことだったと記憶していますが、岡山の小さな個人販売店が売り上げ日本一になるとは誰も思っていなかったため、資生堂美容部員の間では今も伝説になっているそうですよ」(前出・週刊誌記者)
なんでも稲葉ファンの間で実家詣でが人気だったのに加え、一定額以上の購入者にはオリジナル稲葉グッズを配ったため大記録が生まれたのだとか。稲葉マジック恐るべし。