女優でタレントの白石美帆さんは、梅干しが大好きで海外ロケにも持参するとか。先日も、ブログで手作り梅干しを仕込んだ様子をアップしていました。申年に仕込む梅干しや、申年に食べる梅干しは“縁起物”と言われてるそうです。
なぜ、申年に漬けるとよいと言われるようになったのかは、なんと平安時代にさかのぼります。第62代村上天皇が病気になったとき、申年に漬けた梅干しと昆布茶を飲んで健康になったということがきっかけで、また「サル年」と「病気が去る(サル)」をかけているという説も。
梅干しは、疲労回復や動脈硬化の予防、便秘や二日酔いの解消など、昔からさまざまな効果があると言われています。また、酸っぱい梅干しを食べると唾液がたくさんでますが、この唾液には、生活習慣病の原因にもなっている“活性酸素”を減らす働きもあるそうですよ。
さすがに梅干しを漬けるのはハードルが高くなりますが、煮沸した瓶に青梅と氷砂糖を同量入れて漬けた梅シロップや、はちみつ梅酒、ブランデー梅酒、泡盛梅酒など、さまざまなバリエーションも試しめるので、この夏チャレンジしてみては?