6月18日放送のNHKの連続テレビ小説「とと姉ちゃん」第66話から出演している俳優でミュージシャンの及川光博。主人公の常子が務める甲東出版のプレイボーイな編集者・五反田一郎を演じているのだが、これが実にハマリ役だともっぱらの評判だ。
及川自身もこの役どころを楽しんでいるようで、他の編集者たちが常子を苗字で呼ぶのに対して、五反田だけは「常子君」と呼び、及川は「“常子君”の後にハートマークを付けて呼んでいる」と、インタビューで答えている。
「女好きの役を演じて視聴者に安心感を与えてくれる稀有な俳優が及川です。及川は水谷豊主演のドラマ『相棒』(テレビ朝日系)で、2代目相棒の神戸尊をクールに演じ、この作品が代表作のように言われていますが、実は五反田のような女に優しいキザな男こそうまい。デビュー20周年目にして初めての朝ドラ出演となり、及川自身はかなり緊張しているそうですが、さすが“王子様キャラ”でブレイクしただけあり、視聴者からは『これぞ適役』『ミッチーじゃなきゃできない』など絶賛されています」(テレビ誌編集者)
ドラマでは五反田に赤紙が届いたが、及川が演じる五反田は折り紙付きといったところか。