8月13日からスタートするドラマ「ノンママ白書」(フジテレビ系)の制作発表会が4日行われた。鈴木保奈美と菊池桃子ら出演者が登場し、ドラマをPRした。鈴木は1998年放送の「ニュースの女」(フジテレビ系)以来、18年ぶりの連ドラ主演ということで、マスコミでは大きく取り上げられているが、視聴者の反応は芳しくないようだ。
鈴木といえば「恋のパラダイス」や「東京ラブストーリー」で知られ、菊池も「君の瞳に恋してる!」や「同・級・生」などフジテレビのトレンディドラマに出演していた経験を持つ。そのため「またトレンディドラマの栄光にすがろうとしているのか」と視聴者が拒否反応を起こしているのだ。
「ドラマの内容もトレンディドラマ臭がぷんぷんしています。鈴木が演じるのはバツイチ子供なしの広告代理店勤務のクリエイター。完全にバブル期の設定で、2016年に放送されるドラマのものとは思えません」(テレビ誌ライター)
フジテレビの時代を読めないセンスには驚かされるが、それは鈴木からも感じられたという。発表会の衣装がバブル期とほとんど変わらないというのだ。
「彼女が『東京ラブストーリー』で見せたファッションは、当時のOLたちがこぞってお手本にするほどでした。特にスカーフの使い方はよく真似されたものです。この日の彼女も首にはスカーフが巻かれていて、腕にはブレスレットがいくつもジャラジャラ。きっと栄光のバブル期から抜け出せないのでしょう。ドラマが心配になりました」(スポーツ紙記者)
ドラマの放送時間は土曜日の午後11時40分。若者向けではなく50代の「バブルを体験してきた女性」向けということなのだろう。だとしても、あまりに時代遅れなテイストに「観たい要素が一つもない」「バブルにしがみつきすぎ」と批判の声が上がっている。視聴率が「逆バブル」にならければいいが‥‥。