クライマックスシリーズを終え、日本シリーズを待つばかりとなった2016年プロ野球。25年ぶりに広島カープがセ・リーグ優勝を果たしたこともあって、近年にない盛り上がりを見せている。
プロ野球好きのジャニーズタレントといえば、真っ先にSMAP中居正広の名前が挙がるが、実はタッキー&翼の今井翼とKAT-TUNの亀梨和也も負けていない。
亀梨より4年早くジャニーズ事務所に入所した今井は、野球経験こそないものの横浜DeNAベイスターズの前身にあたる横浜大洋ホエールズ時代からの大ファン。ただ少し変わっているのは、“野球”より“屋鋪要”にホレているという点だ。
「屋鋪は、1978~1993年まで大洋ホエールズ、横浜ベイスターズ、94年から2シーズンはジャイアンツで活躍した野手です。横浜時代には高木豊、加藤博一ら3人で『スーパーカートリオ』と呼ばれました」(スポーツ紙記者)
なんでも屋鋪がヒゲを蓄えると、ジャニーズではあまり好まれないと知りつつ、自身も生やした。一時、真剣に“タッキー&屋鋪”に改名したいと思ったことがあるほどだ。
一方、亀梨は現在、「Going!Sports&News」(日本テレビ系)でスポーツキャスターを務めているが、こちらは野球経験者。小学1年生で軟式野球チームに入団して、6年生で日本代表チームに選ばれたほどの腕前。中学校では野球部がなかったため、学外の硬式野球チームに入部。名門チームだったが、1年生でいきなりレギュラーになった。
そんな野球好きの2人だけに、亀梨のジャニーズ入所直後から急接近。10代から互いの部屋を行き来する仲になった。およそ2年前、今井が難病のメニエール病を患っていることを知ると、亀梨は献身的に支えたたという。
「一時期は一緒に阪神タイガースのサポーターユニット・タイガースJrに加入していたというウワサもありました」(前出・スポーツ紙記者)
2人の友情と野球愛にはただ驚くしかない。
(北村ともこ)