今、ワイドショーをにぎわす“ブレイク候補NO1”のグループがいる。その名は「純烈」──多面体の魅力を持つ彼らを、メンバーへの直撃インタビューを中心に、徹底的に分析してみよう。
その第1弾は、メインボーカルを務める白川裕二郎(40)だ。グループへの加入以前は、「忍風戦隊ハリケンジャー」(02年)の霞一甲/カブトライジャー役で注目されていた。
「事務所の2つ上の先輩が『ウルトラマンティガ』の隊員役に選ばれたんです。それがものすごく悔しくて、僕も絶対にヒーロー物に出たいと。それでオーディションを受けたのが『ハリケンジャー』だったんです」
イケメンヒーローブームの一翼となり、遊園地でのヒーローショーには入りきれないほどのファンが殺到。そんな華麗な特撮ヒーローの前身は、何と大相撲の力士だったというから衝撃だ。
「四股名は『綱ノ富士』と立派でしたが、なかなか太れなかったですね。当時は1日に米1升がノルマ。さらにプロティンを混ぜたスペシャルドリンクを飲むのが苦痛で‥‥。結局、持病の腰痛が悪化したこともあり、1年で廃業しました。最高位は序二段99枚目でした」
そして07年に「純烈」が結成され、今年は10周年にあたる。メインボーカルとしてステージでは人気を集めるが、白川の目には「ファンの人たちこそおもしろい」と映る。
「ゴルゴ13のコスプレをした人もいますし、僕に『遺書』をプレゼントした人もいますよ。中身は『もしライブに来れなくなったら、それは嫌いになったんじゃなく、不慮の事故で亡くなったと思ってください』と書かれていました(笑)」
そんな「純烈」の魅力あふれるフォトと詳細インタビューは、全国のセブンイレブンで発売中の「Asa-Jo Premium」にてたっぷりと掲載されている。40名にオリジナルチェキも当たるというからぜひチェックしてみてはどうか。