ドラマ「東京タラレバ娘」(日本テレビ系)に出演した速水もこみちが“ハマり役”だったと視聴者の間で話題だ。
「もこみちは、前回と2月22日放送回に、吉高由里子演じるアラサー女・倫子の久々の恋人となる男・奥田役として登場。イケメンで高身長、爽やかなスポーツマン、おまけに料理まで上手いバーテンダーということで、カウンター越しに手際良く小洒落た料理を仕上げる姿は『リアルMOCO’S キッチンだ!』と話題になっていました」(エンタメ誌ライター)
確かに、実際のもこみちも学生時代にサッカー部で地区大会の優勝経験があるようなスポーツマンで、186センチの長身。朝の情報番組「ZIP!」(日本テレビ系)内で自身のコーナー「MOCO’Sキッチン」を担当するほどの料理の腕前も、役柄と重なるように見えるが、それだけではないという。
「今回の放送回ではそんな完璧な男であるはずの奥田を倫子がフッてしまいます。奥田は自分がいいと思うものをよかれと思い、次々と倫子に押し付けますが、それがことごとく倫子の趣味と合わない。でも、その奥田の姿は悪気がなくポジティブなため、ついつい倫子も合わせてしまう。しかし倫子は次第に疲れてきて、別れを切りだしてしまうのです」(前出・エンタメ誌ライター)
完璧なスペックの持ち主であるにもかかわらず、少し残念なポジティブさで振られてしまった奥田。その姿に実際のもこみちの姿がシンクロするという。
「実際のもこみちも非の打ち所のないハイスペック男子。しかも“僕がいいと思うものだから”と自身がプロデュースする5250円もするオリーブオイルを勧めたり、悪気なく次々と高級キッチングッズを発売して、主婦層の懐を疲弊させています」(前出・エンタメ誌ライター)
そんな“ちょっと残念”なところまで役柄と合致していたからこそ、「本人役?」「奥田がもこみちにしか見えない」「だからもこみちも結婚できないんだよ」と、視聴者は感じてしまったようだ。
(稲垣まゆう)