フィギュアスケート「四大陸選手権」の女子シングルで優勝を果たした三原舞依選手。パーソナルベストの200.85点を叩き出し、一躍トップ選手の仲間入りを果たしたが、実は三原選手がスケートを始めたきっかけは、浅田真央選手なのだという。
「三原選手は6歳の時にテレビで当時15歳だった浅田真央選手のGPファイナルを見て、憧れてスケートを始めたそうです。シニアデビューの今季、アメリカ大会で同じ大会に出られてとても幸せだとコメントしていました。三原を見かけた浅田から『やっほー!』と声をかけてもらい大感激だったそうです」(スポーツライター)
日本に限らず、世界中の若い選手の憧れだけに、浅田選手も積極的に若い選手とコミュニケーションを取るようにしている。そんな浅田選手の心配りも、若い選手にとっては大きな力となっているようだ。
「三原選手は、同じ大会で間近に浅田選手の演技を見て、時を忘れてしまうほど素晴らしかったと言っていました。表現の仕方や演技なども勉強になり、レベルが全然違うけれど、あんな演技ができるようになりたいとも。浅田選手とは、挨拶だけでなくSPの後にマッサージ室で話す機会にも恵まれ、一緒に写真も撮ってもらい、スマホの待ち受け画面にしたそうです。もともと浅田選手のファンで、毎晩のように家で浅田選手の演技のビデオを見て研究するほどの憧れですから、一緒の試合に出られた喜びがまた彼女を強くし、四大陸選手権の優勝へつながったのかもしれません」(女性誌記者)
今シーズンは思うような結果の出なかった浅田選手だが、間接的に日本のフィギュア界の好成績に貢献しているようだ。
(芝公子)