3月に入り、春のテレビ改編が続々と発表されているが、この間、キャスティング担当者が頭を悩ませていたのが、タレントたちの「共演NGリスト」だろう。この2人、混ぜたらかなり危険そう!
昨年新たに「共演NGリスト」入りしたのが若手NO1女優の広瀬すずと、バラエティ界の女王・小島瑠璃子だ。発端は広瀬が映画のPRのため出演した「ネプリーグ」(フジテレビ系)だった。
広瀬はネプチューン・堀内健らと、出題された日本語を制限時間内に英単語に訳すクイズに挑むも、これがあまりにもポンコツすぎた。唯一正解できたのは「祭り」だけで、「例えば」「朝食」「警察」「虫」にはうろたえるばかりで答えが出ない。結局、広瀬の失態により、チームはボーナスステージには上がれず敗退となった。
「これにあきれていたのが、対戦チームの小島瑠璃子でした。広瀬が固まるたびに、『うそぉ~、簡単なのに』『えー、ヤバ~イ』と、小バカにしたリアクションを取り続けた挙げ句、『バカだったね~』と斬り捨てていました。ところが、この発言に、広瀬の所属事務所は“イメージが悪くなった”とカンカン。小島を共演NG扱いにしたんです」(芸能ライター)
小島からすると、“女優にバラエティを荒らされたくない”という思いがあったのかもしれない。
ドラマで意外に気を使うのは、女優同士の組み合わせだ。13年に公開された映画「ルームメイト」で共演した深田恭子と北川景子も今や、“再共演は不可能”と言われている。
「フカキョンは自分のほうが主役だと思っていたが、フタを開ければ主役は完全に北川。記者会見でも終始、余裕の北川に対し、フカキョンは明らかに憮然とした表情だったのが印象的でした。関係者も『Wメインは失敗だったか』と頭を抱えていました」(映画ライター)
やはり美女は並び立たずということなのか。
ドラマで共演した際に、香里奈の挨拶をシカトしたと報じられたのが戸田恵梨香。。その直後に「笑っていいとも!」(フジテレビ系)で共演し、さらに香里奈を激怒させる事態に。
「お世辞をいい合いニヤけたほうが負けというゲームで、戸田が『(香里奈は)料理にがっついたりするけど美人』と皮肉った。すると、香里奈は露骨に不機嫌な顔になり、『恵梨香ちゃんはいつも強がっているけど甘えんぼで~。可愛いの知っているんで~』とイヤミ返し。ほとんど放送事故みたいな空気になりました」(テレビ誌ライター)
表に出た香里奈の開脚写真を見て、戸田はほくそ笑んだだろうか。
昨年放送された連続ドラマ「仰げば尊し」(TBS系)では、多部未華子がトラブルに巻き込まれてNG対象者が生まれてしまった。
「共演した村上虹郎のハラスメント騒動です。村上にすれば、“きれいなお姉さん”の髪の毛に触れたり、劇中で使うトランペットでスカートをめくるなどして、ちょっかいを出しているつもりだけだったのかもしれません。多部さんも最初こそ若い俳優から慕われていると許容していたのですが、あまりにエスカレートするのでプロデューサーに直訴。劇中でも接触させないように配慮するなど、制作側も対応に苦慮したほどです」(芸能プロ関係者)
新たな遺恨が勃発するたびに、キャスティング担当者は頭を悩ませたことだろう。