ブレイク中の女芸人「ブルゾンちえみ」が、4月スタートのドラマ「人は見た目が100パーセント」(フジテレビ系)に主要キャストとして抜てき。芸人デビューからわずか1年半で月9ドラマに出演するという大出世を果たした。そんなブルゾンを巡って原作マンガファンの間で大論争が巻き起こっているというのだ。女性誌のライターがささやく。
「ブルゾンの演じるキャラは、自分に強い自信を持つポッチャリ系の理系女子。この役にハマる候補としては柳原可奈子や渡辺直美、『おかずクラブ』のオカリナなどが噂されていました。そこにきてブルゾンは国立大学の教育学部出身で、自信に満ちあふれたキャリアウーマンがネタですから、『こんなところにピッタリの人材がいた!』と驚きましたね。見た目も原作のキャラに似ていますし、よくぞオファーしたと制作陣の英断に感心しています」
そんな好意的なファンに対して、一部の原作ファンからは演技面でド素人の彼女を起用することへの反発もあるようだ。女性誌のライターが続ける。
「3月14日の『ノンストップ!』(フジテレビ系)では桐谷美玲、水川あさみとの3人で番宣用の写真撮影をするシーンが紹介されましたが、画面からもブルゾンの緊張しまくっている様子が伝わってきましたし、正直なところ一人だけ浮いてましたね。彼女には劇団の経験もあるようですが、物語をブチ壊しにしてしまわないことを祈っています」
ブルゾンはお笑いスクールに入る前には劇団に入っていたり、歌手を目指していた時期もあった。もしかしたらお笑いは現在のキャリアウーマンネタで打ち止めになり、今後は女優に転向する可能性すらあるのかもしれない。
(白根麻子)