来年の平昌五輪に向けて、女子フィギュアスケートの代表争いが熾烈を極めている。2月に行われた「四大陸選手権」で200.85点を叩き出し優勝した三原舞依のほかにも、宮原知子、樋口新葉、本田真凜、本郷理華など有力選手は多い。
そんななか、蚊帳の外となっているのが、現役続行を表明している浅田真央だ。
「昨年の全日本選手権で12位に終わったことで、今年の全日本での優勝が五輪出場への絶対条件でしょう。絶不調の原因は、3Aの踏み切りで負荷のかかる左ひざに爆弾を抱えていることが大きい。昨年もいつ致命的なケガにつながるか心配で練習量を控えている状態でした。全日本に出場するには中学1年以来となる地方予選から勝ち上がらなくてはならず、正直厳しいでしょうね」(スポーツライター)
そんな浅田には、引退⇒キャスター転身のレールが敷かれているという情報が一部で報じられている。
「テレビ朝日の『報道ステーション』のスポーツキャスターに収まるのではと目されています。長年、浅田に対して熱のこもった応援をしてきた松岡修造とのタッグで、視聴率が低迷する番組の起爆剤として期待されているとか。以前、姉の舞がフィギュアの大会で荒川静香、鈴木明子、織田信成と横並びで“解説者”を務めたときには、『実績不足』と叩かれたものでしたが、浅田なら実績、華、好感度と申し分がない。『ハーフハーフ』『ノーミスする』など真央語録が飛び出せば、視聴者も大喜びでしょう。テレ朝サイドは、女子サッカーなど他ジャンルのスポーツ取材にも積極的に浅田を投入したがっているという話です」(テレビ関係者)
果たして、浅田は今年どんな決断を下すのだろうか。