4月15、16日の2夜にわたって放送された松嶋菜々子主演の2夜連続ドラマ「山崎豊子ドラマスペシャル女の勲章」(フジテレビ系)は、第1夜は8.1%、第2夜が6.2%と、期待を下回る結果に終わった。
同ドラマは、大阪の裕福な羅紗問屋の娘として生まれた大庭式子(松嶋)が、戦争で家族も家も失い、そこからファッションデザイナーとして成功し、その後の運命を描いている。
同作はこれまで、1961年に京マチ子主演で映画化。62年には月丘夢路、76年には三田佳子でドラマ化されており、その時代、時代の名女優によって映像化されてきた。
そんな作品に出演することになり、松嶋は並々ならぬ意気込みで大庭役に臨んだという。
「松嶋は2011年に放送された『家政婦のミタ』(日本テレビ系)最終回で40%の高視聴率を得ましたが、16年の主演ドラマ『営業部長 吉良奈津子』(フジテレビ系)では、全話の平均視聴率7.05%と振るわなかった。今作で“高視聴率女優・松嶋の底力”を見せたいと張り切っていましたが、結果は惨敗。結局、『家政婦~』の実績は、脚本の力であることを証明した形になってしまった。今回の失敗は、今後の松嶋キャスティングに影響してくるでしょうね」(芸能プロ関係者)
夫で俳優の反町隆史も、“いつ「相棒」(テレビ朝日系)を卒業するのか”が話題になるばかり。芸能界のビッグカップルと言われたこの夫婦の前途には、暗雲が立ち込み始めたようだ。