桐谷美玲主演ドラマ「人は見た目が100パーセント」(フジテレビ系)の第2話が4月20日に放送され、平均視聴率は6.4%。第1話 9.5%から3.1ポイントも急降下してしまった。
物語は、研究一筋に生きてきたリケジョ3人が、丸の内にある化粧品会社で働くことになり、ダサい“女子もどき”から脱却しようと悪戦苦闘する。
しかし、ドラマ当初から「どんな格好でも桐谷はかわいいから違和感」と視聴者から突っ込まれていた。さらに第2話では、親戚の結婚式に出席することになった城之内純(桐谷)が、同僚らのアドバイスでトータルコーディネイトをしてもらうのだが、純はイケメンのヘアメークから逃げだしてしまう。
その純の態度に視聴者からは「イライラするからもう見るのやめた」「純がオドオドしてるのがイライラする」「桐谷のネクラ設定、無理だわ~」などと不満炸裂なのだ。
テレビ誌ライターは、視聴者の不満要因を「何もかもが、やり過ぎ」と分析する。
「コメディーとしては、笑えるシーンもふんだんにあって悪くはないのに、しつこいくらいやり過ぎなんです。満子(水川あさみ)がトイレでセカンドバッグの置き場がなくて困っているシーンも、はじめは共感できるのに何度も繰り返されるとバカみたいに見える。純の美容室でのシーンでは、美容師に触られるのを避ける演技を何度も繰り返している。だから、視聴者はイライラするんです」
笑いのフリや同じボケは2回から3回が限度というのが定石。やり過ぎはウザくなるだけのようだ。