「私の夫は…全然普通なんかじゃなかった」──衝撃の言葉で締められたドラマ「あなたのことはそれほど」(TBS系)の第4話。そのラストシーンは、妻・美都を演じる波瑠に、不貞の事実や不貞相手の電話番号まで知っていると告げた上で、それでも「ずっと変わらず君を愛することができるよ」と夫・涼太が笑顔で語りかけるというものだった。この狂気あふれる涼太を演じる東出昌大には視聴者からの大反響が巻き起こっている。
「東出はかねてより棒演技ぶりが批判されていましたが、今作ではその棒演技が功を奏しているともっぱらの評判です。顔の表情が乏しく、セリフが棒読みに聞こえる分だけ『逆に恐ろしく感じる』と評価されているのです。ネット上でも『東出の棒読みセリフがカタカナに聞こえて怖い』『目の奥が笑ってない。作り笑いは素なんだろうけど逆に背筋が凍る』『棒演技が役にハマッててホラー感がすごい』など東出の技量を踏まえた上での称賛が相次いでいます。中には『棒演技だからこそ涼ちゃんがかわいそう』といった同情票も。東出は俳優としての致命傷を救ってくれた今回の『渡辺涼太』という役柄に感謝してもしきれないのでは」(テレビ誌ライター)
スゴイ展開になってきた「あなそれ」だが、ドラマとしてはまだ序盤。果たして東出の棒演技はこれからどんな恐怖体験をさせてくれるのだろうか。