朝日新聞の「ひと」欄でもアニメオタクと紹介されえたフィギュアスケート世界王のロシアのエフゲニア・メドベージェワ選手。世界選手権2連覇という最高の成績を残したシーズンを終え、オフの今は羽を伸ばしている……と思いきや、そうもいかないようだ。
「メドベージェワ選手は、受験勉強で大変なようです。世界女王になるためにスケートに没頭していた日々でしたから、今は大好きな漫画も封印して教科書を読んで、勉強の遅れを取り戻すために必死。ロシアのメディアの取材でも『大好きな羽生結弦選手と同じリンクに立って滑りたいけれど、勉強のために無理』だと言っていましたが、なんとか5月26日から始まる『Fantasy on Ice 2017』には参加できるようですね。大好きな日本で、試合とは違って楽しみながら羽生選手と一緒にショーができることを心待ちにしているのだとか」(スポーツライター)
羽生選手も通信制で通う早稲田大学を3月に卒業できなかったが、やはり世界一を維持するためには、学業との両立が簡単ではないのだろう。来シーズンが平昌五輪であることを考えると、羽生選手の卒業も、もう少し先になるかもしれない。
(芝公子)