6月15日発売の「女性セブン」に掲載された、歌舞伎役者・中村芝翫の妻であり、女優の三田寛子の記事が波紋を呼んでいる。
誌面で取り上げたのは、5月28日に放送されたバラエティ番組「フルタチさん」(フジテレビ系)に出演したときの三田の発言。梨園の結婚披露宴の厳しい掟について、三田は「友達が歌を歌ったりなどと思い描いていたけれど“そんなのはいけません”とチェックされました」。また、着物姿の参加者が持ち帰るときに荷物になるからと、引き出物は軽いものを探しなさいと指導されたと話した。
同記事では、この三田の発言に対して梨園の妻たちは、片岡愛之助と藤原紀香の結婚披露宴を思い浮かべたと報じている。2人の豪華な宴では、紀香の親友で歌手の大黒摩季が熱唱したうえ、引き出物は紀香愛用の水素水発生器に高級ブランドのお皿という超重量級だったからだ。
三田としては、タレント出身の梨園妻の先輩として、しきたりやマナーを守るべきだという忠告の意味もあったというが、この発言を聞いて耳の痛い思いをしたのは、紀香だけではなかったようだ。
「2010年に行われた市川海老蔵と小林麻央の結婚披露宴では、海老蔵が子供の頃から結婚式で聴きたかったという歌手・山根康広が熱唱し、麻央と親交の深い歌手・平原綾香もコンサート先から生中継で『Jupiter』を披露しました。引き出物にはバカラのグラスが含まれており、かなりの重量がありました」(芸能記者)
現在、病魔と闘う麻央を献身的に支えている海老蔵。その2人の結婚披露宴にもケチをつける形になろうとは、三田本人も予期していなかったのではないか。