7月19日にケツメイシがリリースするニューシングル「はじまりの予感」のジャケット写真が「ファンキーすぎる」と世間を大いに驚かせている。お笑いコンビ・アンタッチャブルの柴田英嗣の“ドアップ写真”が使用されているからだ。
有名人の“正面ドアップ”ジャケ写といえば、もともとFUNKY MONKEY BABYSの専売特許。そのまんま東、船越英一郎、徳井義実、田中将大、松岡修造、上田晋也、明石家さんまら、曲のテーマに合わせて著名人を起用するのが恒例となっていた。
FUNKY MONKEY BABYSの元リーダー・ファンキー加藤が柴田の元妻と不貞関係に陥り、子供を産ませたことは周知の話。その傷に塩を塗るかような今回のジャケ写について、ネット上では「攻めてるなぁ、加藤にケンカ売ったね」「ファンキーすぎてモンキーがベイビーにしちゃうよ」「それこそアンタッチャブルだろ」「あれはないわ……かなりショック」と双方のファンから賛否両論が乱れ飛んだ。
同CDのサイトには「正面どアップの顔写真はいろんな意味でインパクトのあるジャケットに!!」とあり、ケツメイシ側は当然確信犯。コケにされた形の加藤の怒りはいかばかりか?
「騒動当時、加藤と柴田が友達だったと報じられましたが、ケツメイシと柴田はもっと古くからの付き合い。それで今回の企画に協力したのでしょう。といってもケツメイシが加藤にケンカを売っているわけではなく、ファンモンにとってケツメイシはデビュー以来の恩人。加藤本人も『目標で尊敬の対象』と明かしています。実際、2組は2011年に行われた復興ライブ『みちのく力くらべ~いぐべおめぇだづ~』で競演しており、『ライジングサン』というコラボ曲も発表している。今回のジャケットもスキャンダル以来覇気のない後輩・加藤に対して“活”を入れたとも受け取れます」(音楽ライター)
ちなみに、「はじまりの予感」は不貞とは関係なく、ふとしたキッカケで恋心を抱くというのがテーマだそうだ。