6月20日の『ごごナマ』(NHK総合)に、歌舞伎俳優の片岡愛之助が生出演し、妻である藤原紀香をアゲまくるトークを展開した。
「2人とも関西人なので、ふだんは大阪弁。標準語を使ったとき、『なんでそこ標準語やねん』と言い合ってます。夫婦漫才みたいな会話ばっかりで、2人でテレビに向かって、『なんでやねん』ってツッコんだり」と、まずは円満アピール。笑いのツボや価値観が同じで「気を使わなくていいというか、無理して頑張らなくてもいい」とノロけた。
「だいたい2人で行動。マッサージも2人で行きます」と言ったときに、司会の船越英一郎が「以前、番組に紀香さんがお見えになったとき、マッサージは愛之助さんが寝てから行かれるっておっしゃってましたよ」とツッコむも、「逆にマッサージ屋さんで待ち合わせをしたりとか」と苦しい弁明。
さらに、紀香に稽古の相手になってもらうこともあるとし、歌舞伎の台本には特殊な漢字が多いのに彼女は意外に読むことができてビックリしたと、梨園の妻としても優秀であることを強調。「弟子の片岡愛一朗より読めることにショックで。いや、うれしかったんですけど」と褒めちぎった。
その片岡愛一朗も番組に登場し、「ご結婚前はセリフの稽古などで家に帰るのが深夜2時ってことがあったんですけど、家に帰るのが早くなった。奥様のおかげで早く帰らさせていただいて助かってます」しっかりフォロー。ほかにも片岡の舞台の切符の帳面付けを夜中までやっているなど、夫に尽くす妻の理想型と言わんばかりの礼賛ぶりだった。
「明らかに紀香批判を意識していますね。かつて彼女が愛之助主演の舞台の初日に劇場ロビーに立った際、握手や写真を求める客をスルーして『女優気取り』とバッシングされた。水素水生成器や美容具のPRばかりの紀香のブログにも眉を顰める梨園関係者が少なくない。今回の愛之助の発言は、そんな内外のアンチに向けた“良妻アピール”ともいえるでしょう」
どうやら必要以上に反応してしまったようだ。