松居一代が発信している過激なブログや動画の煽りを受ける形で、各局のワイドショーもそれを取り上げているが、12日放送の情報番組「ビビット」(TBS系)の松居に関する報道姿勢に疑問の声が上がっている。
「番組内で多くの時間を割いて、週刊新潮がスクープした松居の目撃写真を検証、背景に写りこんだ電信柱やゴミ箱などの配置をもとに、Googleのストリートビューなどを駆使して場所を特定。ついには松居が身を寄せていた一般人の自宅まで探し当て、直撃取材を敢行しました。結局取材はNGで一般人の声は放送されませんでしたが、ここまで追跡したビビットの姿勢に『やり過ぎじゃないのか』と呆れたような声が広がっています」(テレビ誌ライター)
「まるで犯罪者扱いじゃないか」「ここまで追い立てまわす?」「ビビット、完全にストーカー」など、ネット上でも批判が上がっており、執拗な取材に異常さを感じたようだ。
「番組では、松居の滞在先を『潜伏先』と表現したり、占い師を起用して、松居一代の運勢を勝手に占いだしたりとやりたい放題。松居一代本人がセンセーショナルに情報発信をしているので、その背景を報じるのは当然としても、ここまで悪ノリされると、さすがに視聴者もドン引きしているようです」(前出・テレビ誌ライター)
場所を突き止めた時、司会の国分太一は興奮気味に「うちのスタッフすごくないですか!?」と声をあげ、アナウンサーが「スタッフ、頑張りました!」と応えるなど内輪では大盛り上がりだったが、お茶の間の視線は冷めていたことを気づいていないようだ。
(稲垣まゆう)