人気特番『人志松本のすべらない話』(フジテレビ系)で、ありえないエピソードを何度も披露している芸人・星田英利(ほっしゃん。)。
「タクシー車内に置き忘れた携帯電話をおじいちゃんの運転手に届けてもらったら、運転手の顔写真が画像フォルダに残されていた」「ガス料金を明日払おうとメモ用紙に『ガス代忘れない』と書いておいたら、翌日、妻に『昨日、お楽しみやったんやね。ガスヨって誰?』と女性の名前と勘違いされた」などとにかく驚くべき話が多く、SNS上には「ほっしゃんはすべらない話うそや。盛りすぎの話おおいからなぁ」「ほっしゃん話を盛りすぎたな。ネタが切れて焦ってたのかもね」といった書き込みも見られ、その信憑性が疑われている。
そんな星田にフリーアナウンサーの田中みな実が斬り込んだ。
「2日、司会を務める帯番組『ひるキュン!』(東京MXテレビ)に星田がゲスト出演したのですが、その際に彼が話したエピソードが『できすぎてる』と指摘したのです」(芸能ライター)
星田が語った話を要約すると、電車の窓際に立って話していた2人組の女性のうちの1人が、スマホ片手に「モテない」「彼氏が欲しい」などと嘆いていたという。だが女性は美人。しかも薬指に指輪をしており、「それでモテないってなんやねん」と星田は思っていた。だがよく見ると、女性がスマホの裏側に指を入れて持ちやすくする「スマホリング」に薬指を入れていたことがわかったそうで、思わず、「『だからモテないねん』って言いたくなった」と語っていた。
「この話に田中が、『えーっ ホントに!? なんか今のエピソード、できすぎてません?』とツッコミを入れたのです。それに対して星田は、『(エピソードを)掘らないで』と田中をたしなめていましたね(笑)」(前出・芸能ライター)
「すべらない話」もある程度、盛っているのかもしれないが、そこは話芸を楽しむ番組。あまり掘り込むのは野暮というものだ。
(魚住新司)