8月24日放送の「報道ステーション」(テレビ朝日系)で何とも不可解なミスが発生してしまい、批判を浴びている。
当日、東北地方で局地的に大雨が降っていたこともあり、番組終盤に中継を繋いで秋田市内の様子を伝えていた際のこと。メインキャスターの富川悠太アナが「秋田市中心部の様子を見てみましょう。風が相当強いですね」と話したタイミングで、突然「アツモリ!」という音声が入り、「熱盛」のスタンプが画面右下に誤表示されてしまったのだ。
「熱盛」とは同番組のスポーツコーナーで熱いプレーを紹介する演出の一つであったのだが、何故かスポーツが終わりニュース映像に切り替わったとたんに飛び出てしまった。東北や北陸では今回の大雨の影響で河川の氾濫や浸水被害も起きていたため、場違いな“熱盛”には視聴者からも「どこが熱いんだよ」「この放送事故はヒドい」「完全にウケを取りにいってるだろ」とツッコまれているようだ。
「富川アナも『熱盛が出てしまいました。失礼致しました』と、カミカミで謝罪するなど、このミスにはかなり動揺していたようです。また、今年4月放送回でも、福岡市内で3億8400万円が強奪された事件を報じ、富川アナが『さらに新しい情報が…』と速報を伝えるタイミングで今回同様に『熱盛』の音声が流れ、マークが表示されている。こちらもタイミングとしては最悪ですよね」(エンタメ誌ライター)
ノーテンキな文字とジングルだけに、自然災害や事件のニュースの最中に流れると、極めて不謹慎に聞こえてしまう「熱盛」。ちょっとした操作ミスなのだろうが、今後のリスクヘッジのためにも変えたほうがいいのではないか?
(本多ヒロシ)