なぜ「アメトーーク!」? そんな声が多く、聞こえてきている。
当時17歳の女子高生との不適切交遊疑惑で謹慎処分となり、6月に仕事復帰した狩野英孝が、9月7日放送のテレビ朝日系バラエティ番組「アメトーーク!」で地上波復帰することが分かった。
同回は「なぜ?同じ事務所に同類芸人」というテーマを掲げ、狩野が所属する芸能事務所「マセキ芸能社」からは狩野の他に、出川哲朗、「三四郎」の小宮浩信らが出演する。
狩野にとっては大先輩・出川などのフォローが期待でき、非常にやりやすい収録ではあっただろうが、一部では狩野のテレビ復帰は同局のバラエティ番組「金曜★ロンドンハーツ」と予想する報道が多かった。
「『ロンハー』は、狩野が一般女性に単独ライブの中で公開プロポーズをしたり、昨年2月の6股騒動の際には加藤紗里とともに出演したりと、狩野のターニングポイントに関わってきました。司会のロンドンブーツ1号2号の田村淳も『うちはウエルカム』とも語っており、彼が上手く狩野の再起の流れを作るとみられていただけに『アメトーーク!』での復帰は予想外ですね」(エンタメ誌ライター)
今回の報道を受けて、ネット上からは早速「共演してくれる人が同じ事務所しかいなかったんだろ」「宮迫は自分のインパクトが薄れてよかったな」といった声が上がっている。だが、この復帰方法は「ある意味、戦略的」とテレビ誌ライターは話す。
「同じバラエティでも、騒動のことを掘り返されるより、ポンコツ芸人たちと的外れなことを話している方がリスクは少ないですしね。また『アメトーーク!』の方も、MCの雨上がり決死隊・宮迫博之が不貞疑惑で似たような批判を浴びる身。ブラックなイメージが定着していますから、宮迫としても狩野を隠れ蓑に使えるというわけ。双方、好都合ですよね」
女性好感度が最低に落ちた2人が、どんな絡みを見せてくれるのか注目だ。
(本多ヒロシ)