ジャニーズタレントが業務命令で、たびたび駆りだされる場所がある。東京ドームだ。そもそもジャニーズ事務所は、1950年代初頭にジャニー喜多川社長の知人が作った野球チーム“ジャニーズ”がルーツとあって、今も逐次、野球大会が開催されている。そこで有名と無名とにかかわらず、野球経験者は東京ドームに招集されるというわけだ。
「ジャニーズ事務所のタレントは草野球経験者が多いんです。もっとも有名なのは中居正広。中居は亡き父親の影響もあって、小学生6年生まで野球漬けの毎日。神奈川県の藤沢から辻堂に引っ越したあとも、自転車で30分かけて練習に通っていました。その甲斐あってキャプテンも務めていましたが、肘を痛めて断念。巨人の選手になるという夢をあきらめて、中学生でジャニーズの門を叩きました」(アイドル誌編集者)
中居に引けを取らないほどの経験と知識を誇るのは、KAT-TUNの亀梨和也。現在は『Going!Sports&News』(日本テレビ系)でスポーツキャスターを務め、番組で腕前を披露することもしばしば。「和也」という名前は、人気野球漫画「タッチ」の主人公・上杉和也からとったもの。こちらも野球大好きファミリーだ。小1から野球を始めて、6年生のときには地元・東京都江戸川区の“開催地枠”で「少年軟式野球世界大会」へ出場。中学生では、硬式野球の名門・江戸川東リ卜ルシニアに入団し、高校1年生でレギュラーになっている。
「ゲーム好きのため、インドアなイメージが強い嵐の二宮和也も実は野球経験者。小学生のとき2年ほどプレーしています。KinKi Kidsの堂本光一は小学生のころリトルリーグに入団。退部後も草野球チームに参加している。ほかにKis-My-Ft2の横尾渉、中山優馬、A.B.C-Zの河合郁人も、小学生のときは野球少年でした。このようにジャニーズは少年野球出身者が多いので、野球経験の有無がJr.のオーディションの合否に響くと噂になるほどです」(前出・アイドル誌編集者)
イケメンの息子をジャニーズに入れたいと考えているお母さんは、今すぐ野球を習わせるべき!?
(北村ともこ)