“アラサーでも月の小遣い20万円以上”と9月14日号の「女性セブン」で報じられ話題になっている俳優の関口アナム。母親は、知性的な魅力を持った女優・竹下景子。聡明な女性というイメージが強かっただけに、この親バカぶりにドン引きしたファンは少なくない。
だが、芸能界にはこの手の話が腐るほどある。過去には、女優の三田佳子が高校生だった息子に月50万円も渡していたし、俳優の故・松方弘樹が、女優の仁科亜季子と離婚協議中に高校生だった息子の仁科克基が楽屋に顔を出すと、10万単位の小遣いをポンと渡していたのも有名だ。
セレブ女医タレントの西川史子は「(テストで)100点取ったら1万円」「高校生の頃のお小遣いは2週間で15万円。それと(クレジット)カードが与えられていた」とトーク番組で明かしている。
一般的サラリーマンの月収よりも多い子供の小遣い。なんとも羨ましいのだが、たかだか金持ちの家の子の小遣いというなかれ。実は贈与税の対象となるケースがあるのだ。
「贈与税は、個人が無償でお金をもらう場合にかかる税金で、たとえ親子間でも生活費と教育費を除くお金、例えばお年玉や小遣いであろうと年間110万円以上渡せば贈与税が適用されます。つまり、同居している息子に年間600万円もの小遣いを渡していたという三田さんの場合、82万円の贈与税がかかる計算になります」(フィナンシャルプランナー)
現金で渡す小遣いであれば、口外しないかぎりバレることもなさそうだが、それでも言ってしまうのは、やはり自慢に感じているからかもしれない。