妻子ある50代の医師と5年もの間、不貞関係にあったことを認めた女優の斉藤由貴。その際、斉藤は文書で「今後お仕事で派生するペナルティーは、覚悟してお受けいたします」と綴っていた。
そのペナルティーが現実となった一つが、来年の大河ドラマ「西郷どん」の降板だろう。9月21日、NHKは斉藤の所属事務所からの出演辞退を受け、降板を正式発表した。
この動きに、芸能ジャーナリストは「斉藤バッシングの流れを見据えたうえでの辞退ではないか」と話す。
「不貞が発覚した時は、ドラマ『カンナさーん!』(TBS系)に出演中でした。すでに撮影も編集も終わっていたのに、局や番組スポンサーには苦情が寄せられました。NHKに企業スポンサーはありませんが、斉藤が出演することで迷惑をかけないように辞退したんでしょう。大河は長丁場ですから、さらなる斉藤の醜聞が出ないとも限りませんからね」
となると、気になるのが、同じく不貞問題を抱える俳優・渡辺謙の処遇だ。渡辺は同大河ドラマで、島津斉彬役での出演が決定している。
「そこが問題です。だからNHKとしては今回の降板は、あくまでも斉藤サイドからの辞退があったからと発表したのでしょう。これで、渡辺も辞退とはならないでしょうが、視聴者からは問題視されるでしょうね」(前出・芸能ジャーナリスト)
渡辺は謝罪会見もして、問題は沈静化していただけに、斉藤の不貞と降板に巻き込まれてしまったのは、とんだとばっちりかもしれない。