今月30日に最終回を迎えるNHKの連続テレビ小説「ひよっこ」。有村架純演じる主人公・みね子の成長とともに平均視聴率も上がり、20%超えをキープし続けている。そんな中、視聴者からは続編を望む声が早くも上がっているという。
「先週、ヒロインみね子と、磯村勇人演じるヒデくんが結ばれたばかり。この二人がこれからどうなっていくのかもっと見たい。すずふり亭やあかね荘の面々が、今後どうなっていくのか知りたいという声が高まっているのです」(テレビ誌ライター)
そうした思いを抱いているのは視聴者ばかりではない。「ちゅらさん」「おひさま」に続き、朝ドラ3作目となった脚本家の岡田恵和氏もその一人だという。
「岡田氏は『東京五輪の1964年から70年代初頭まで描く予定だったものの、いろんな登場人物を丹念に描いていたら、結果的に物語が4年分しか進まなかった』と話しています。心残りがあるので続きを書きたいのだとか」(女性誌記者)
実際、岡田氏脚本の「ちゅらさん」は、156話の本編終了後に続編がパート4まで制作された実績があるだけに、可能性は十分ある。さらに「ひよっこ」の最終回には、続編を暗示するようなシーンがあるという。
「ラストシーンで、有村が『またね』と視聴者に語り掛けるようなセリフがあるのです。また有村はクランクアップの会見で、続編への意欲を問われ『続きが観たいと思う終わり方なので気になりますよね』と意味深な発言をしています」(スポーツ紙デスク)
ひよっこロスに悩める視聴者に、果たして朗報は届くのか。
(窪田史郎)