来年1月期の月9ドラマ「海月姫」(フジテレビ系)に対して、原作漫画ファンから悲鳴があがっているという。主演には16年後期の連続テレビ小説「べっぴんさん」(NHK)でヒロインを務めた芳根京子を起用。連ドラ後の初主演として注目されているが、早くも先行きに暗雲が垂れ込めているからだ。
「本ドラマは人気マンガ家・東村アキコの同名マンガが原作。東村の作品は菜々緒の連ドラ初主演作となった『主に泣いています』(フジテレビ系)や、今年1月期の吉高由里子主演『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)など、実写化ドラマでも高い評価を受けている。それゆえ『海月姫』にも期待が高まりそうなものですが、不振続きの月9ドラマに採用されたとあって、早くも不安視されているのです」(テレビ誌ライター)
放送枠だけではなく、ほかのことでも心配の種は尽きないという。
「この『海月姫』は14年に能年玲奈主演で映画化されるも興行成績は4億円と惨敗。その一方で10年のアニメ化ではそこそこ評判が良かったので、実写化には向いていない恐れがあります。そして今回の実写化を手掛ける脚本家は、この1月期に香里奈主演の『嫌われる勇気』、そして7月期の窪田正孝主演『僕たちがやりました』と爆死ドラマを連発。いずれもフジテレビのドラマだったため、本作の出来栄えが懸念されているのです」(前出・テレビ誌ライター)
当の月9ドラマでは、現在放送中の「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」が同枠ワースト視聴率を更新しそうな勢い。その厳しい環境を受け継ぐだけでもハンデなわけで、様々なプレッシャーがのしかかる主演に抜擢された芳根こそ気の毒なのかもしれない。ここは、その可愛さと演技力で覆してほしいものだ。
(白根麻子)
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