ハーフタレントの春香クリスティーンが来年3月いっぱいで芸能活動を休止することとなった。国外の大学に進学するとの報道もあり、英語、ドイツ語、フランス語を操るマルチリンガルを活かして、海外に活路を見出すようだ。今回の決断について春香は「インプットが足りない」と語っていたが、一方で、同じ事務所のタレント・小島瑠璃子の影響もあるのではないかとの観測が流れている。
「先の衆議院選挙において、春香がメディアに登場していないことが秘かな話題になっていました。春香といえば『政治オタク』を自任し、一部では近い将来の出馬も取りざたされていたほど。しかし、選挙特番に起用されたのは小島で、『池上彰の総選挙ライブ』(テレビ東京系)での現場レポートが的確として高く評価されました。春香としては、すっかりお株を奪われる形となりましたね」(週刊誌記者)
春香はタレント業が多忙になり上智大学を中退、政治を論ずるにもなにかと中途半端な立場になっていた。そうした中、小島が選挙特番で大活躍したことで、春香の立ち位置の不安定さに追い打ちをかけたというのである。
「詰まるところ、美人が落ち着いたレポートをこなすことができれば、学歴など関係なく評価されることを小島は証明してしまいました。対して春香は若さルックスでは小島に及ばず、さらに政治オタクという特技も選挙特番で求められないとなると、自らの存在を否定されたも同然。その現状を打破するために勉強しなおしたいと思っても不思議はありません。海外の大学に留学し、逆輸入タレントとして箔を付ける狙いもあるのでは」(前出・週刊誌記者)
日スイスハーフの春香は日本国籍を選択しており、将来的な出馬には何の障害もない。数年後には海外大学卒業の肩書を引っ提げ、政界あるいは政治コメンテーターへの復帰を果たすのかもしれない。
(白根麻子)