一時期、テレビドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系列)の中で登場した家電製品が「逃げ恥家電」と名付けられ、話題になりましたね。コスパがよく、色もモノトーンで統一され、モード系なのが特徴だったようです。
そんな中、現在放映中のテレビドラマ「奥様は、取り扱い注意」(日本テレビ系列)でも、主演の綾瀬はるかさんと西島秀俊さん夫婦の、セレブな自宅にそろえられた家電製品に注目が集まっています。すでにSNSでは「パナソニック感あふれるドラマ」「なんだこのパナソニックドラマ」「パナソニックCMの延長みたい」などの声が挙がっています。
確かに主演の二人はパナソニックのCMに起用されており、ドラマをよく見てみると、部屋には空気清浄機、炊飯器、冷蔵庫、ドアホン・AV機器まで、あらゆる家電がパナソニック製品!そこで、パナソニックの担当者にどんな製品を提供しているのか問い合わせてみました。
「ドラマ制作関係者の方から高級住宅でインテリアが白系とのお話をいただいたので、それにふさわしいデザイン性の高いモデルを選ばせていただきました。
綾瀬はるかさん扮する伊佐山菜美は、料理が苦手という設定とのことで、料理が楽しくなるような調理家電や、今話題の360°回転して塊肉が焼ける“ロティサリーグリル”も提案しました。毎日お二人が仲よく食事されている姿に癒されている方も多いのではないでしょうか。リビングだけでなく寝室にも美容家電を置くなど、細部にもこだわっていただいています。
また、いつも映りこんでいない家電でも、一話ごとにチラッと出てくる場合があります。例えばテレビやDVDレコーダー、コードレススティック掃除機など、私たちも毎回、『何か映るかもしれない!』とドラマを二重に楽しんでいます」とのこと。
「奥取り家電」は「逃げ恥家電」と比べて、ラグジュアリーな傾向にあるのに加え、「料理が苦手」という設定から、時短・手間なしを追求しており、ある意味“ずぼら主婦向け”という点が特徴といえそうです。逃げ恥家電とはまた違った意味で、ブームがくるかもしれませんね。