お笑い芸人のブルゾンちえみが11月28日放送の「ベストアーティスト2017」(テレビ朝日系)にて、米国人アーティストのオースティン・マホーンとのコラボを披露。「35億」の決め台詞で知られるお笑いネタにマホーンの曲「Dirty Work」を取り入れているとあって、息もぴったりのステージを展開した。
ただマホーンのファンからは、コラボの中でブルゾンが繰り出した「オースティンはインスタでどんな写真を投稿しているか知ってますか。脱ぐの、やたら脱ぐの」といったネタに批判が殺到、リスペクトに欠けるとして「マホーンに対して失礼」と批判されているようだ。
ところが過去には、ブルゾン以上の失態をしでかした例もあるという。コラボ相手の外国人アーティストにステージ上で恥をかかせたアイドル歌手がいたというのだが、その当時を芸能ライターが振り返る。
「ジャニーズ時代の田原俊彦ですよ。近藤真彦、野村義男との“たのきんトリオ”で一世を風靡した田原は80年に『哀愁でいと』でソロデビュー。この曲は米国人アーティストのレイフ・ギャレットが78年に発表した『New York City Nights』のカバーでした。その縁で、来日したギャレットと田原が歌番組でコラボしたのですが、サビの『New York City Nights♪』のところで、田原はうっかり『バイバイ 哀愁でいと♪』と日本語の歌詞で熱唱。気づいたギャレットが歌うのをやめてしまう場面が流れたのです。もし当時にネットがあったら、間違いなく炎上していたことでしょう」
そんな田原の失態に比べれば、今回のブルゾンはマホーンを美味しくイジってあげたぶん、マシだったのかもしれない。
(白根麻子)