2016年にアーティスト活動を再開したばかりの宇多田ヒカルが、今後は歌手活動を休んで、プロデューサーに徹するのではないかと、12月5日発売の「女性自身」が報じた。
それによると、昨年9月に宇多田が発表したアルバム「Fantome」の収録曲「ともだち」に客演参加したアーティストの小袋成彬を単独プロデュースするというのだ。
宇多田は活動休止中だった14年に、滞在中のロンドンで出会ったイタリア人のフランチェスコ・カリアーノさんと再婚。翌15年7月に長男を出産。16年からロンドン在住のまま活動を再開し、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の主題歌「花束を君に」、「NEWS ZERO」(日本テレビ系)のエンディングテーマ「真夏の通り雨」を提供。年末には「NHK紅白歌合戦」に初出場した。今年は、ドラマ「ごめん、愛してる」(TBS系)や映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」に主題歌を提供している。
仕事は順調であるにもかかわらず、プロデュース業にスイッチするのはなぜなのだろうか? 芸能ジャーナリストに聞いた。
「宇多田は幼少期、母親の藤圭子さんがとても忙しく、寂しい思いをしたようです。だから、今でも育児優先で芸能活動をしています。2歳になった息子も、これから手のかかる時期をむかえます。そんな折、才能あふれる小袋と出会い、裏方として支えようと思い立ったのでは。プロデュースなら、息子の育児も並行していきやすいと思ったのではないでしょうか」
来年9月16日をもって引退する安室奈美恵。安室に続き、宇多田の新曲までも発表されなくなるとしたら、ファンにとって悲しい出来事であることは間違いない。