怒涛の自虐ラッシュにお茶の間にも笑いが溢れたようだ。
元モーニング娘。の保田圭が、10日放送のトーク番組「ボクらの時代」(フジテレビ系)に出演。OGの中澤裕子、吉澤ひとみとともにアイドル時代から現在のプライベートまで話に華を咲かせたが、当時の不遇を思い出したのか、保田の自虐が止まらなかった。
まず、CDジャケットの写真で顔が切れていたり、モー娘。在籍期間にリリースされた楽曲の全ミュージックビデオの中で、自分が映っていたのはたったの3分32秒ほどだったとぶちまけ、運営への不満を爆発。また、保田グッズを持っているファンが少なく、一度は物販で自身のグッズが早めに売り切れたことに喜んでいると、元々製作数が少なかったという現実を伝えられたエピソードも明かした。
しまいには中澤から、「圭ちゃん、全然しゃべらなくて最初『暗い子だ』って言われていたわけよ」と振られ、保田は「あのね、私、暗かったわけじゃなくて安室奈美恵さんになりたかったわけ。本当に」と、当時は安室奈美恵へ強い憧れを抱き、クールに振る舞っていたことを打ち明けると、スタッフから失笑が漏れた。
といった感じに保田の自虐が続いたわけだが、視聴者からは「保田の自虐ネタは鉄板だな」「明るく振る舞えて立派だと思う」「絶対、性格いいよね。むしろ応援したくなる」「当時は全然興味もなかったけど、今はOGの中で一番好き」など、好意的な意見が多かったようだ。
「中澤や吉澤からの上目からの物言いにもムッとせず、人の良さが伝わってきました。イジラれ慣れしている感じもしますが、明るく話せて嫌味がないので視聴者受けもいい。そこがバラエティ番組でも重宝されているし、現在はOGの中で一番いい生き残り方をしているのではないでしょうか」(エンタメ誌ライター)
番組では「もしモー娘。にも選抜総選挙があったら」という話題になり、「私は耐えられないと思う」とネガティブな反応を見せた保田。現役当時はともかく、OGとなった今実施すれば案外いいところまで行ったりして?
(田中康)